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導入事例

「新規就農者だからこそ始めた環境計測。ハウス環境を見える化して収量UP。」

ファーム柳沢

農園写真

お客様写真
松本 渉 様

ファーム柳沢
所在地 :東京都西東京市
事業内容:トマト栽培
HP:https://www.tokyotomato.com/
FB:https://www.facebook.com/TKYtomato/

素材メーカーに30年勤めた後、農業未経験で就農。 西東京市・西武柳沢駅から徒歩5分という都心で、宝石のような真っ赤で美味しいトマトを栽培されている。

導入背景

課題

農業未経験・新規就農のため、技術の蓄えはありません。熟練の生産者がよく言う「勘と経験に頼る農業」なんてものはできず、 温度が何度になったら環境操作をしたらいいのか、そもそもハウスの温度や照度はどれくらいなのか..色んなことが分からない状況でした。

求めたもの

基本的なハウスの環境を操作するために、まずはハウスの環境を知ることから始めようと思いました。それにはこんな時代ですから、計測値をノートにメモするアナログな方法ではなく、ITを利用してデータを取得する方法が良いと思っていました。 「一定の投資をしないと利益が出ない」というオランダの農業経営の考えからも、初めから設備投資として見える化できるシステムを探していました。

選んだ理由

ハウス内の環境をリアルタイムで知ることができるのが魅力的でした。いつでもどこにいても知ることができます。 また、計測したデータは蓄積されるので、過去のデータを簡単にすぐに振り返ることができるのも良いと思いました。

導入効果

導入機器

導入機器 実現内容
スマートノード2 1台 ハウス内温湿度、照度、CO2濃度、湿度飽差の計測
スマートコントローラ 1台 土壌センサー1台接続(土壌温度、土壌水分、ECの計測)
WEBカメラ 1台 圃場監視
導入図

  製品導入図

効果

スマートガーデナーがなければ、どうしてこんな障害がおきたのだろう..と悩むばかりで、次にどう対処すればいいかの判断ができなかったと思います。 今では、過去のデータを振り返ることで原因を把握し、障害防止に活用できています。 他にもデータを見ながら数々の栽培工夫を施すことで、年々収量が20%づつ向上しています。 各生産者、ハウスによって、栽培している物、栽培している場所、栽培のために使用している道具が違うものですから、 他から聞いても皆言うことが違います(笑)。もちろん参考にさせていただきますが、結局は自分で見ている植物が基本。 自分で植物の状態を見て、データと照らし合わせ考え、日々ハウス環境を調整することが大事だと思います。
また、栽培補助器具、農薬、農資材の効果をデータを見て感じています。 潅水制御機器が動作すると土壌水分値が上昇するので、実際に制御機器が動いているかの確認にもなるのです。 そういった資材のチャレンジの際にもデータの活用は外せません。

ノード導入
スマートノード2導入写真
真っ赤なフルーツトマト
最適な温度や湿度を細かく管理することで育った、甘く宝石のような完熟トマト

今後の展望

今は他メーカーの制御盤を用いて半自動制御を行っていますが、ハウス外からの制御が不足しています。 いずれはスマートガーデナーの制御ユニットを今使用している制御装置につないで、 遠隔制御を取り入れた完全自動化、そしてさらなる省力化を目指せればと思っています。 その仕組みが安定したら、農場の拡大も...と考えています。

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スマートガーデナーに関心をお持ちいただき、ありがとうございます。
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